今さらですが、2014年の修士論文最終発表会で使用した渾身のスライドを公開します。
大筋の内容は変わらないのですが、諸事情で発表を2回やっているので、スライドの進化をマニアック解説と共にお楽しみください。
左側が1回目、右側が2回目となっております。
なお、税法や論文のスタイルなどは2014年当時のものであること、現時点で国税審議会には未提出ということをご了承ください。
まずは、論文のタイトルです。
「移転価格税制における無形資産取引の研究 -国際的な事業再編の観点- 」
長いですが、できるだけ具体的なタイトルをつけるようにとの指導がありました。
「〜に関する一考察」等は、避けた方が無難とのことです。
・フォントカラーを「黒」から「白+基本色25%(濃いグレー)」にして、目に優しくする。
・なんとなく「最終発表」から「最終発表会」に変更。
・サブタイトル「−(全角ハイフン)」の位置が気に入らなかったので、「—(全角ダッシュ)」に変更。
作成した修士論文の目次そのものです。
中身は全く同じですが、「わが国」「我が国」どちらに統一するか揺れていた時期でした。
・ページタイトルのフォントサイズを「40」から「36」にして、見た目の圧を低減。
・スライド表示領域を広げるため、既定スライドテーマの下部緑線を削除。
・ページ番号のフォントを統一。


プレゼンする際の目次がこちら。
持ち時間30分で収まる範囲のダイジェスト版を作成します。
30分の中に質疑応答も含まれるため、実際には20分ちょいで終わるボリュームになっています。
プレゼンにメリハリをつけるために、セクションごとにタイトルページを挿入。
研究の目的は、どのような論文なのかひと言で表現してみました。
シンプルな感じにしたかったので、若干言葉を替えてみましたが、なんとも微妙な感じです。 あくまで導入なので、さらっと流します。
・強調の赤字も「白+基本色40%」にして、目に優しく。
・スライドの有効領域が増えたので、表示位置のバランスを調整。


なぜ、「移転価格税制」の「無形資産取引」に着目したのかという理由の説明。
研究の動機とも言えます。
「この分野には、重要な問題があり、実際に訴訟問題に発展していますよ!だから、研究するんです!」というアツい思いや怒りを表現することが大切です。
・強調箇所をやや修正。
・文章をちょっとだけ短くする。
「タイトル・導入編」は以上です。
次回は、「問題提起」として、制度説明概要とその問題点になります。
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