いよいよ判例研究に突入です。
国際的な事業再編で、課税所得流出が生じた判例として、アドビ事件を見ていきましょう。
Adobe ReaderやIllustratorでオナジミの、あのAdobeです。


イントロとして、どちらが勝訴したのか、確定しているか否かを明示します。
論点は色々あるのですが、自分の論文に係わる部分だけを抜粋しています。
【変更点】 ・勝訴した方を赤字にして強調。


概要説明です。
文章だとなかなかイメージできないので、 いかに分かりやすく図示できるかがポイントになります。
ちなみにこの図は、某先生の某書籍にも採用してもらえた自信作です。笑
「製品販売」は点線の上に表示していますが、テキストボックスの「枠線無し」、
「背景を白」と設定することで、文字と点線が重なることを防いでいます。
【変更点】
・タイトルに「アドビ」を入れる。
・「製品販売ルート」を強調するために青色にする。
・ロゴを入れてリッチ感を演出。
・取引を枠線で囲い、事業再編前と後を強調する。
このスライドは、文字数が多いので嫌いです。笑
「課税庁の主張」「納税者の主張」「裁判所の判断」を1スライドずつ使いたいところですが、
一覧性を高めるためにあえて無理矢理1ページとしています。
課税庁の判断に対する自分の意見を表明します。
当時の法令を考慮すると、不当とまでは断言できないので、妥当としています。
論文のテーマである事業再編の観点から検討すると、どうなるのかというスライドです。
自分の意見だけだと「感想文」になってしまうので、「学者さんの意見」を引用しましょう。
引用できる「学者さんの意見」を見つけられるかどうかが、 論文が書けるかどうかの分かれ道になります。
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